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プロがやられた!スゴイ歌詞の曲13撰|関ジャム

   


4月16日の「関ジャム」から、プロがやられたスゴイ歌詞の技術が詰め込まれた曲13撰についてご紹介。

携わった楽曲は600曲以上という歌詞プロデューサーのいしわたり淳治氏。
クリームハイプのボーカルにして、楽曲の多くの作詞を担当している尾崎世界観氏。

そんな音楽のプロ2人が選ぶスゴイ歌詞の技術が詰め込まれているという曲はこちら。

KOH+ 「最愛」

福山雅治さんが作詞作曲を担当したこの曲。

愛してほしい感情を正反対の言葉で強調した、普段は耳にしない言葉使いのサビがポイント。

普通の人が書くと”離れていてもずっと愛してる”という凡庸な歌詞になりがちなものを、”愛さなくていいから”と逆説的に書いたことで言葉と感情にねじれが生じて、良い違和感となって機能しています。
正反対の表現で”愛してほしい”というメッセージを伝える高度なテクニック。
と、いしわたり氏のコメント。

福山さんの「家族になろうよ」も普通は使いにくい言葉を使っているという。
それは「お父さん、お母さん」という言葉。
ほのぼのとし優しくなりすぎて、歌い手の人柄が出てにくいワードだが、それをさらりと使いこなす歌詞がスゴイという。

天才バンド 「君が誰かの彼女になりくさっても」

タイトルにもなっている強欲的なワンフレーズがスゴイというこの曲。

全体のほとんどがきれいな言葉で書かれている分、サビの”なりくさっても”という一点に、まるで圧縮されたZIPファイルのように色んな感情がぎゅっと押し込まれている感じがします。
言葉をあえて汚すだけで、歌詞における、感情をしまう棚としての機能はぐっと上がるという、一つの例という感じでしょうか。
と、いしわたり氏のコメント。

奥華子 「恋」

“あの感情を”ストレートに言っちゃった発明的な歌詞というこの曲。

“好きになってくれる人だけを好きになれたらいいのに”というサビの仕舞い方が素敵です。
このフレーズの状況を数々のアーティストが色んな言葉を使って描いていたのを、そのまま言っちゃった潔さ。
誰もが漠然と思っていたことを言い当ててくれた感じというか、名前のない感情に名前がついた感じがします。
と、いしわたり氏のコメント。

竹原ピストル 「例えばヒロ、お前がそうだったように」

圧倒的な歌詞量の中に怒りと優しさが染みる曲というこの曲。

普通、歌詞は共感できなきゃダメだとっか、誰にも当てはまる言葉じゃないとダメとかいう風潮を何となく感じているが、この歌は逆で、すごく個人的な事を歌って、その分すごく力強いし、圧倒的。
また亡くなってしまったヒロくんに対して、”今までありがとう”ではなくて、亡くなったことに怒っている。それがすごくいいなって愛情を感じる。
と、尾崎氏のコメント。

真心ブラザーズ 「流れ星」

言葉の持つイメージをあえて逆に使う手法というこの曲。

“胸が熱くてのたうちまわる流れ星のように”っていうフレーズがすごい好きですね。
流れ星は儚いイメージで消えていくことが良いとされているが、それを”消えてしまうことが悲しい”と表現する。
良い物の象徴と思っていた流れ星の見方を変えた。
と、尾崎氏のコメント。

片平里菜 「この涙を知らない」

聴き手を心配させる女心というこの曲。

“わたしよりもあの子は辛いからほっとけないんだと言った わたしよりもあの子は弱いから守ってあげたいんだと言った”
こんな二股男は絶対にやめた方がいいけど、どこか”志村っ!後ろ、後ろ!”的なベタすぎるダメさ加減が妙に聴き手を惹きつける。
と、いしわたり氏のコメント。

yonige 「アボカド」

SNS世代ならではの皮肉な表現というこの曲。

“私と別れて君はさ 毎日充実してそうだよねそんなにアウトドア派だったのね?”みたいな、SNS世代ならではの皮肉な表現が素敵です。こういう歌詞はその世代ならではのものです。
最新の”あるある”みたいなものは、歌詞をアップデートする意味でとても大切です。
と、いしわたり氏のコメント。

テイラー・スウィフト 「BEGIN AGAIN」

普通なら興味ない他人の恋愛を魅力的にする作詞テクニックというこの曲。

“i think it’s Strange that you thiNk i’m funny cause he neer did”(あなたが私のことを面白いと思っているのが不思議 あの人はそんなこと思ってなかったから)」
のところはまさに名言!!彼のキャラクターだけでなく、元彼のキャラクターも、さらには私が自分の事をどう思っているかさえもたった2行で表現している。
ラブソングは基本的には他人の恋バナ。だから聴き手に興味を持ってもらうには、二人の関係やそれぞれのキャラクターが魅力的に見える必要があると思います。
この曲は、それらが上手く出来ているから、良い曲なのです。
と、いしわたり氏のコメント。

日本の歌では「僕と君」の歌が多く、3人目を出すのが難しいという。
英語での3人目を表すhe・sheは、日本語では彼・彼女と恋人の呼称と重なってしまい、何を言っているかわからない歌詞になってしまうという。
もし、うまく3人目を表現できている日本の歌詞があればそれは天才的なテクニックだそうだ。

aiko 「恋人」

女性じゃないと書けない別れの情景というこの曲。

“あたしがあげた服だよ”の歌詞、こわいですよね。これを聞いて以降、服をもらうのが嫌になった。
男なら別れ話の時は未練がましい気持ちだけで終わるのに、女性はこんなことを思うのかという怖さがある。
男には書けない、女性だから書ける歌詞。
と、尾崎氏のコメント。

フラワーカンパニーズ 「吐きたくなるほど愛されたい」

救いゼロな歌詞が逆に救われるというこの曲。

その究極の自虐が2コーラス目の歌い出しの”手を少しだけ切って~”からはじまるフレーズ。
究極に落ち込んでいた時だったから、この言葉を聴いたときに涙が出たほど刺さる歌詞。
最初から最後まで同じ熱量でネガティブなことを、全く手を緩めず、とにかく絶望しているというのを伝え続けていくと、スゴイ救いになりますね。
最高に落ちてる人におススメしたい。
と、尾崎氏のコメント。

斎藤和義 「ずっと好きだった」

ある口調を使うことで自分の言葉にした曲というこの曲。

サビの”だぜ”はちょっぴりキザな感じで、”ずっと好きだったんだ”という純情と相まって、とても素直に響きます。
“だぜ”の口調も、本人のキャラクターがあってこそのなせる技。”ずっと好きだった”という言葉自体の汎用性もいいなと思います。
同窓会に限らず、前に好きだった人にばったり再会することは誰もがあることだろうと思いますから。
と、いしわたり氏のコメント。

クレイジーケンバンド 「タイガー&ドラゴン」

フレーズだけで行間を読ませる歌詞だというこの曲。

“俺の話を聞け!”という汎用性の高いワードと、物語に隙間を持たせた粋な言葉遣いが、秀逸な歌詞だと思います。
歌詞は何を書くかが重要だと思われがちですが、実は何を書かないかの方が重要です。
“いつから知り合いで””何に金を貸したか”みたいな話は野暮なわけです。
そういうしみったれたことを書かないことで、主人公のクールなキャラクターが色濃く立ち上がってくるわけです。
と、いしわたり氏のコメント。

乃木坂46 「制服のマネキン」

限られたフレーズで画を想像させる歌詞だというこの曲。

普段、映画とかドラマを見る時に、ただ単にシーンとシーンの連結を見て何となくストーリーを想像するが、それを歌詞でやるとこうなるという曲。
映像的に書かれている。10人いたら10人が想像できる言葉を使って、同じ物語を説明している。
物語のあらすじを、全員に映像だけで伝えるというすごく技術がいること。カメラワークが優れている。
と、いしわたり氏のコメント。


プロ目線で見たその歌詞の奥深さの入口が少し垣間見れた、そんな話題だった。

2017年にブレークするアーティストトップ10!の話題はこちらから。

2017年にブレークするアーティストトップ10!1位はヤバT|バズリズム
1月7日の「バズリズム」から、2017年にブレークするアーティストトップ10のご紹介。 音楽シーンの最前線で活躍する164人に、2017年にバズるアーティストをアンケート調査し、ランキング形式でご紹介。 これを見れば、2017年にバズるアーティストが分かるというもの。 バズリズムでは、2016年にブレークするアーティストを予想し、そのアーティスト達は予想通り話題に上がったという実績をもつ。 まずは、そんな2016年のブレーク予想をしたアーティストの振り返りはこちら。 2016年 第1回 1位 WANIMA 2位 Mrs.GREEN APPLE 3位 SUPER BEAVER 4位 MY Hair is Bad 5位 Suchmos 6位 Ykiki Beat 7位 sumika 8位 SANABAGUN. 9位 清 竜人 25 10位 水曜日のカンパネラ 水曜日のカンパネラなど、それ以前だとコアだと思われるアーティストが、多くのテレビ出演なども果たし、大衆受けする音楽も多様化が見て取れる。 2016年 第2回 1位 MY Hair is Bad 2位 夜の本気ダンス 3位 D.A.N 4位 ぼくのりりっくのぼうよみ 5位 雨のパレード 6位 感覚ピエロ 7位 SHE’S 8位 BAND-MAID 9位 The Winking Owl 10位 戸渡陽太 ぼくのりりっくのぼうよみは、ZIP!など話題のアーティストとしても紹介されブレークを果たし、新しい音楽シーンを席巻したのではないだろうか。 2017年 バズるアーティスト そんなバズるアーティスト予想だが、2017年は一体どんなアーティストが登場するのだろうか。 音楽関係者が、アーティストを推す理由もあわせてご紹介。   10位 Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) フリースタイルラップで有名な、ラッパーのR-指定がMC。 「伝える感じと巻き込む感じが段違い。言葉が若い子にダイレクトに刺さる。」   9位 魔法少女になり隊 RPG系ノージャンルバンド。 「アイドル・ラウド・ヲタ系・パラパラ様々なジャンルを取り入れた独自の世界観。」   8位 Amelie テーマは踊って泣ける歌謡ロック。 「POPさと切なさの2面性、インディーズながら将来性に期待できる。」  

「BEGIN AGAIN」が収録されているテイラー・スウィフトのアルバムはこちら。


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