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学生起業家の悩みにカズレーザーさん。「転び方も上手くなる」「人望がないならある人を近くに置く」|お願い!ランキング
12月14日の「お願い!ランキング 」から、学生起業家の悩みにカズレーザーさんが送ったエールについてご紹介。
同番組の人気コーナー、メイプル超合金のカズレーザーさんが、独自の視点で悩みを解決するカズレーザークリニック。
今回は、「自ら会社を経営する学生起業家」の悩みを診察。
誰もがうらやむ学歴と肩書を持つ人の意外な悩みとはどんなものなのだろうか。
東京大学の学生起業家のお悩み
東京大学経済学部4年の清原さん(23)。
大好きなみかんを盛り上げるため、みかんに関するイベント運営・商品開発・プロモーションなどを行う会社「株式会社みかん」を立ち上げた。
清原さんは、日本のみかん界は持っているポテンシャルを発揮できていないと語る。
みかんは、愛媛や和歌山、静岡など産地が浮かんでこないだろうか。
一方、例えばイチゴだと、あまおう、紅ほっぺなどブランドが浮かんでくると思う。
このように、みかんはブランド化が遅れていて、さらに消費量が全盛期の7割まで落ち込んでいるという。
そんなみかんを、盛り上げようと奮闘しているそうだ。
「理想通りにならなかった時に、激しく落ち込む」
そんな清原さん悩みはこちら。
「理想通りにならなかった時に、激しく落ち込む」
起業して3ヵ月後、あるイベントを開催し、そこで大失敗を犯してしまったという。
印刷する紙がない、スタッフへの情報共有不足で進行が止まるなど初歩的な不手際だったそうだ。
そして、ひどく落ち込み、1ヵ月間も家に引きこもってしまったそう。
そこからなんとか立ち直ったものの、お金が多く入ってくるようになり、責任が増えた時にまた失敗するのが怖いという。
カズレーザーさんの診断
「成功には失敗の経験も必要!」
はじめての失敗だから立ち直るのに時間がかかっただけ。
人間はちゃんと転び方も上手くなる。
また失敗したとしても、落ち込む期間は短くなり、すぐにリカバリーができるようになるのでは。
と、診断しエールを送った。
早稲田大学の学生起業家のお悩み
早稲田大学教育学部4年の髙瀬さん(28)。
東北の宮城県気仙沼の唐桑半島で出会った漁師さんの収入が低いことに衝撃を受けたという。
収入を少しでも上げられないかと、考えたのが気仙沼までとれた魚を使ったオリジナルの加工食品。
魚を加工して付加価値を付け販売し、漁師さんの収入のアップに繋がればと語る。
「人の気持ちが全く分からない」
そんな髙瀬さんの悩みはこちら。
「人の気持ちが全く分からない」
以前、付き合っていた彼女にフラれた時に「人の気持ちが理解できない人と、これ以上付き合えない。」と言われたそう。
後からその理由を考えると思い当たることが。
彼女が悩んでいた時に、その解決策をとりあえずパパッと言ったそうだ。
しかし、女性はとりあえず悩みを受け止めてほしかったのではと、それがダメだったことに気づいたという。
「人望がない」
髙瀬さんはサークルの代表をやっていて、当初20人ほどいたメンバーが、1年後には代表含め2人になってしまったそう。
そんな人望のなさが、会社運営にも影響を与えるのではと悩んでいるという。
カズレーザーさんの診断
28歳で人望がない人は、たぶんずっと人望がないと思うとバッサリ。
人望はよくわからないもので、作ろうと思っても出せるものでもない。
ちなみに、カズレーザーさんが考える人が付いてくるタイプの人間は以下の2つだそう。
①カリスマ経営者
②とにかく口が上手い人
無骨に愚直に頑張る人には意外と人が付いてこないと語り、
「口が上手い人を右腕としてそばに置いておく」のがいいのでは。
と、診断しエールを送った。
同じような悩みがある人には、参考になっただろうか。
カズレーザーさんの歯に衣着せぬその物言いで即答した、お悩み診断結果の話題だった。