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2016年の今年の一皿「パクチー料理」。量が不足するほど人気|WBS
2016/12/10
12月5日の「ワールドビジネスサテライト」から、2016年の今年の一皿が発表された話題のご紹介。
今年の流行したものなどがいろいろ発表される中、ぐるなびから「2016年今年の一皿」が発表された。
昨年2015年は「おにぎらず」だったが、今年はいったいどんな一皿なのだろうか。
2016年今年の一皿
ローストビーフ丼、シュラスコ、進化系餃子など今年流行した食べ物の中、今年の一皿に選ばれたもの。
それは、「パクチー料理」。
パクチーを好んで食べる愛好家を「パクチスト」など、パクチーが話題をよんだ。
パクチーを提供する飲食店の数は、去年と比べて約2倍にも増えたそうだ。
とある飲食店では、2年前から国産パクチーを使用した料理を提供したところ、集客が1.5倍に増えたという。
それほどまでにパクチーの人気が浸透しているということなのだろうか。
人気急拡大!パクチーの量が不足
茨木県行方市にあるパクチー農家を訪ねると、パクチーが育てられていたのは、冬でも生育に適した気温を保てるビニールハウス。
収穫までに必要な期間は、およそ2カ月。
奥行き50mのビニールハウス1棟で1年間に2回、およそ300kgが収穫できるそうだ。
ここでは、農家12人 ビニールハウス200棟で、生産量は年間60トンに上る。
従来の農作物と比べると、パクチーのメリットは、グラム単価が他の野菜に比べると高いという。
栽培をはじめた10年前は多くの収穫ができなかったが、土地の風土に合わせたパクチーをみつけ収穫量を増やしてきたそう。
今は人気が急拡大しており、生産量が不足していると、嬉しい悲鳴。
これからの課題としては、生産者をより増やしていきたいと語った。
パクチーのあの独特な風味が苦手な人には、ちょっと敬遠しがちな話題だったかもしれない。
そんな「パクチーが好きか嫌いかは遺伝子で生まれつき決まっている?!」という話題はこちらでご紹介。
皆さんの今年の一皿はなんだったろうか。
意識をするようになっただけなのかもしれないが、振り返ってみると様々なパクチーを使った商品を見かけるようなり、パクチーが浸透したと感じた、そんな話題だった。