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映画「君の名は。」海外はどう評価?!実写化やリメークのオファーも?!|ZIP!
2020/02/29
10月28日の「ZIP!」から、大ヒットのアニメ映画「君の名は。」の外国人の評価についてご紹介。
日本では、現在9週連続1位、邦画歴代5位の興行収入を記録したアニメ映画「君の名は。」。
既に89の国と地域で公開が決定しており、世界でも高い注目を浴びている。
そんな本作を、外国人がどう評価するのか。
すでに世界で人気?!
スペイン・シッチェス映画祭や、韓国・プチョン国際アニメーション映画祭ではすでに受賞。
先週、台湾の台北でも世界でいち早く公開され、映画ランキング1位を獲得(週末3日間の興行収入)しているという。
既に世界でも人気になりはじめているようだ。
そんな中、中国の記者がクオリティーの高いアニメを作るためにはという質問に、新海誠監督はこう答えていた。
「何を作るべきかという気持ちや、誰に何を届けたいのかという、明確な観客をイメージすること。」
「半分は気持ちだと思うんですよ。」
監督は、世界の観客までもイメージしていたのだろうか。
外国人の感想
それでは、本作について外国人はどんな感想をもったのか。
昨日行われた、第29回東京国際映画祭に集まった世界85の国と600人以上の映画関係者やファン。
同映画祭で、本作を英語の字幕で上映。
アメリカのバイヤーは、
「素晴らしい映画だったよ。映像がとても美しい。」
と、映像美を絶賛。
また、別のアメリカのバイヤーは、
「彼女(ヒロイン・三葉)がお寺や神社に行ったり、日本の伝統的な儀式を行っているシーン。」
「とても美しく細部まで描かれているところ。」
「外国人のファンはとても好きなのではないか。」
と、日本の伝統的なシーンを評価する外国人ならではの視点も。
また、斬新なストーリーに対する評価も高かったが、そこには国ごとに違いが。
メキシコのバイヤーは、「夢と現実が交差するストーリー」を評価。
オーストラリアのバイヤーは、「現実的にはあり得ないことなのに、現実的に感じるストーリー」を評価。
フランスのバイヤーは、「子供だけでなく大人も楽しめるストーリー」を評価。
世界でヒットする?
世界でヒットするのかという質問に、中国、オーストラリア、アメリカ、フランスの映画関係者はヒットするだろうと評価。
さらに、映画の配給会社である東宝には、公開2カ月にもかかわらず、アメリカやアジアの国から実写化やリメークのオファーも来ているという異例の現象も起こっているという。
世界からも大注目、これから世界でもヒットをしていくのか楽しみなをされている本作。
さらに聖地岐阜が盛り上がりを見せそうな、そんな話題だった。
こちらでは「君の名は。」の聖地についてご紹介。
ご一緒にどうぞ。