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有名人のこの服が欲しい!人工知能がスタイリスト!「デクワス.CAMERA」|WBS
10月11日の「ワールドビジネスサテライト」から、アパレル業界に新しい風を運ぶであろう新サービスについてご紹介。
アパレル市場は逆風が吹く中、顧客のニーズを掴もうと新サービスが脚光を浴びているという。
そんな興味深い2つの新サービスはこちら。
スタイリストがコーディネートを提案!
「エアークローゼットエイブル」
衣料品レンタルサービスの「エアークローゼット」が、不動産賃貸仲介会社の「エイブル」とタッグを組み、ファッションレンタルの実店舗「エアクロエイブル」をオープンさせた。
出典:エアクロエイブルHP
都内のエイブルで賃貸契約をした女性は、洋服を1回につき3着まで無料でレンタルできるサービスを展開。
エイブルの平田社長はその戦略について「洋服を買わなくても借りて住むのであれば、その分を家賃に回して便利なところに住める。」と語った。
エアークローゼットは、インターネットで利用できる洋服のレンタルサービス。
返却時にクリーニングが不要など気軽にレンタルできるのが人気で、サービス開始時から1年半で利用者は9万人を突破。
(月額6,800円~)
服を買ってみたものの、着てみたのは数回のみ。
そんな人には、かなり節約にもつながるのではないだろうか。
以前、エアークローゼットなど2016年の最先端ワードについてこちらでご紹介。
儲かりたい・節約したい人が知っておきたい3つの最先端ワード!エアークローゼット、ハオルシア、ジェネリック家電|最先端ワード検定2016
エアクロエイブルでは、1点1800円~レンタルが可能。
普段着がメインだが、パーティー用の洋服も。
店舗にはスタイリストが常駐し、服を無料で選んでくれる。
まずは、服に関する診断として、持っている服の色や、住みたい街などを選択。
すると、今の自分の服装のテイストと、なりたい自分のイメージが診断される。
次に苦手なシルエットの服や素材についてヒアリングし、診断結果と合わせて、似合う服をコーディネートしてくれる。
スタイリストに選んでもらった服だから、普段自分では選ばない服となり、新しい自分を発見できる。
有名人が着るこの服が欲しい!人工知能がスタイリスト!
deqwas.camera(デクワス.CAMERA)
ファッションに関するテクノロジーが集められた展示会「Decoded Fashion TOKYO SUMMIT 2016」で注目を集めたアプリ。
それは、「scigineer(サイジニア)」が開発している「deqwas.camera(デクワス.CAMERA)」。
有名人が着るこの服が欲しい!
例えば、雑誌やテレビに映っている有名人を撮影し、アプリに取り込む。
すると、有名人が来ている服と似たようなアイテムがズラリと上がってくる。
そして、欲しい商品を選択すると、購入できるサイトへ繋がっていくというもの。
これを可能としたのが人口知能(AI)のディープラーニングという技術。
背景画像から人間を切り出し、頭・上半身・下半身と骨格を理解し、複数のアイテムがあっても別々で認識することができる。
人口知能がスタイリスト!
さらに、人口知能はスタイリストにもなり、自撮りモードで撮影すれば、自分が着ている服にあった別のスタイリングを提案してくれるという。
そう、人口知能が専属スタイリストになってくれるというのだ。
しかし、現段階では女性を撮影するも、被写体の女性の髪が短かったため男性用の服も候補として出てきてしまっていたが、人工知能が学習をすることで、より的確な提案をしてくれるようになるという。
話題のアプリとなりそうなことは想像に難くないだろう。
人工知能がファッション業界にも進出してくるのだと、人工知能時代の到来を感じさせる、そんな話題だった。