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偏差値27→72!全員合格主義の荒井塾「世の中にバカはいない」|家、ついて行ってイイですか?
2016/09/19
9月17日の「家、ついて行ってイイですか?」では、偏差値27→72になった生徒もいた全員合格主義の荒井塾の先生の家について行った。
神奈川県川崎市の新丸子駅にほど近い「三ちゃん食堂」で、平日の昼間っから飲んでる人にインタビューし家について行って家の中を見せてもらった。
ついでにライブ前に「孤独のグルメSeason2」で出てきた「三ちゃん食堂」に行ってきました pic.twitter.com/2ew5Xiu7RC
— 川口綾 (@yajadon) 2016年9月8日
食堂のワンタンが食べたくて来ていたという男性。
男性は、京都大学卒の荒井さん64歳。
同県の日吉で大学受験対策のための個人塾「荒井塾」を営んでいた。
そんな荒井塾では、なんと過去偏差値27→72になった生徒もいたという。
世の中にバカなんていない
早速、日吉にある学習塾へ伺うと、そこには生徒がいた。
その生徒は、横浜国立大学を志望しているという。
荒井さんはすごく教育熱心で、「これからの日本を担っていくようになってもらいたい。」という言葉をかけられたそうだ。
とある年の合格実績は、
早稲田大:6人
慶応義塾大:4人
明治大:8人
中央大:5人
法政大:5人
青山学院大:4人
東京理科大:4人
立教大:3人
國學院大:5人
武蔵大:3人
日本大:7人
横浜市立大:1人
上智大:1
(国立大は発表前の段階の情報)
など、名だたる大学の合格実績。
そんな塾の新入生募集要項の条件はただ一つ。
「努力の天才たることを自任できる人材を求む」というもの。
この意味を荒井さん伺ったところ、「そういう意思を持っている方ですね。世の中にバカなんていませんから。」と染みる一言。
全員合格主義
次は、自宅へ向かった。
家の中は、床一面にモノが散らばっていた。
なぜか、家の明かりは、わざと電球を外して生活していた。
また、キッチンには洗い物がたまっていて、冷蔵庫にはパンパンにものが入っていた。
部屋の中にはパワーストーンが点在しており、「私を持って行ってください」と、パワーストーンが語りかけるため、大好きで集めているそうだ。
兄弟はというと、兄がいて、一世を風靡した「自由が丘ろまんシューズ」の社長さんだったという。
「自由が丘ろまんシューズ」は、1970年~90年代に女性向け靴ブランドとして一世を風靡したが2008年に倒産したそう。
ちなみに、ご結婚はしておらず、独身だそう。
いくつか質問をしてみた。
・教え子が志望している大学に受かった時は?
「単純にうれしい。」
「若い人は活き活きとしてくる。第一志望の大学に受かると、達成感があって。」
「女性なんてキレイになる。受験生の時は顔が硬いんだけどね。本当に娘さんらしくなる。」
と顔がほころぶ。
・人を教える上で一番大事にしていることは?
「同じ地平からモノを言うこと。」
「決して自分が上から目線は絶対ダメ。だって、それぞれの人がとんでもない能力を持っている。たまたま知らないだけ。」
「要は威張らない。」
と続けた。
・塾講師になって良かった?
「それは良かったですよ。」
「嫌で授業したこと一回もないから。教えるのが楽しいんですよ。」
「楽しい事させてもらって、生活までできる。こんな有り難いことない。」
・現在の目標は?
「春になって桜の花が咲かないと寂しいじゃん。」
「みんなで花見をして、騒ごうぜ、お祭りしようというか。」
と、とにかく生徒が志望する大学に合格するのが目標だという。
それを聞いて、「1人でも多くの生徒が合格…」と、質問を続けようとしたところ、質問を遮って、
「1人でも多くじゃないですよ。全員ですよ。うちの場合全員ですから。」
と、善処するというものではなく、全員を合格させるという強い意思が伝わってきた。
とにかく人を敬うその人柄にとても好感がもて、今の先生にはあまりいない印象だった。
そんな先生から勉強を学びたくなる、そんな話題だった。
林先生が以前、得意分野が見つかる方法を熱弁していた。
もしよろしければ、ご一緒にどうぞ。