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ずっしりもっちり”ペリカン”のパン。一度食べるとやみつきになるその秘密とは。デリバリーも|WBS
6月3日の「ワールドビジネスサテライト」から、行列ができるずっしりもっちりのパンとその秘密についてご紹介。
東京浅草に店を構える老舗のベーカリー、その名も”ペリカン“。
毎週土曜日には、30人ほどの行列ができるそうで、お昼前に売り切れてしまうことも。
そこで売られているのは、一見普通の食パンとロールパン。
しかし、一般的なパンとは一線を画す、ずっしりもっちりとしたパンだという。
老舗のベーカリー”ペリカン”
出典:http://www.bakerpelican.com/index.html
お店情報は、こちらからどうぞ。
ペリカンHP
※せっかく行ったのに売切れ、ということがないように、予約やデリバリーサービスもあるようだ。
人気のパンが生まれた秘密
人気のパンが生まれたのは、60年前のある決断が、他とは違うパン作りにつながったという。
一般的なベーカリーは、色んな種類のパンや菓子パンが並んでいると思う。
しかし、ペリカンの初代店長はそんな菓子パン競争には背を向け、食パンとロールパンのみのベーカリーとしたそうだ。
4代目が語る、初代が残したというこんな言葉からそのワケが読みとれる。
「もし自分に10の力があるなら、それで100をつくるよりも、1つに集中させることでより良いものができる。」
そうしてこだわりを持ってできたパンは、生地がしっかりしていて、目が詰まっているため、ずっしりもっちりとしている。
これは、生地をあまり膨らまさないで焼くことで、密度が高く中が詰まったパンに仕上げるからだそう。
本当にずっしり
ずっしりというものの、ではどのくらいなのだろうか。
番組では、ペリカンの食パンと、実際にスーパーで売られている同じサイズの食パンと比べたところこんな違いが。
スーパーのもの:重さ 352g
ペリカンのもの:重さ 411g
と、その差はペリカンのものが約60gも重く、割合で言えば約17%も違いがあった。
念願だったペリカンに行って来ました。
あー重たかった。
なんで、ここのパンはこんなに重いんだ??
*
*#ペリカン #ペリカンパン #パン #パン屋 #Pelican https://t.co/lID6Mu3BDu— ヒジュ (@chienowa_h) 2015年10月29日
生地作りの秘密
ペリカンのパンの生地は、薄く延ばしても破れないほどの弾力で、これがもっちりの秘密のようだ。
そんな生地を作るために毎日気にしているのは、気温。
気温が涼しいと、水は少なめに、イースト菌は多めにするなど、気温によって毎日配合を微調整をしているそうだ。
こうして、ずっしりとした密度と、もっちりとした弾力があるパンが出来上がる。
ペリカンのパンを扱うお店
ペリカンのパンは、浅草界隈を中心に約50店の飲食店がつかっているそう。
例えばこちらのお店。
FEBRUARY CAFE(フェブラリーカフェ)
浅草にある人気のカフェ。
ペリカンのパンを目当てに来店する人も多いようで、食べたお客さんは「すごくソフトで、きめが細かい感じがする。でもしつこくない。」とその美味しさを語った。
お店情報は、こちらからどうぞ。
フェブラリーカフェHP
@FEBRUARY CAFE
浅草から1駅散歩🐾#フェブラリーカフェ #カフェ #浅草#田原町 #februarycafe #asakusa #tawaramachi #tokyo pic.twitter.com/ZHqeUduNLR— José Casas (@Jose_Casas_V) 2016年4月7日
食べごたえがありそうな、ずっしりもっちりのパン。
明日にでも食べてみたくなる、そんな話題だった。