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おいしい枝豆を食べるための4つのマメ知識。茎や葉が付いた枝豆はそのままに|ZIP!
スーパーなどでも生の枝豆を見かけるようになったまさに旬のこの時期。
ほんのり甘みを感じる枝豆は、一度食べはじめるとパクパクと止まらない美味しさ。
そもそも枝豆とは、未熟なうちに収穫した大豆のこと。
大豆として成長しきる前に収穫した美しい緑色をした枝豆として出荷されるそうだ。
そんなおいしい枝豆を食べるためのマメ知識について、6月1日の「ZIP!」からご紹介。
マメ知識① 鮮度が命
枝豆の甘さの正体は、ショ糖という甘み成分で、バナナなどにも含まれる甘み成分の一種だそう。
前日に収穫した枝豆と、当日収穫した枝豆を同じ条件でゆで上げて食べたところ、その甘さは全然違うという。
これは、新鮮なほどショ糖が多く甘みが強いから。
ショ糖は光合成によりつくられるが、一旦収穫されるとショ糖づくりがストップし、逆に時間が経つほどショ糖が減っていくという。
ではたった1日で、どれだけのショ糖が失われるのだろうか。
番組で検証したところ、たった1日でなんと3割もショ糖成分が減少していた。
そのため、買ったその日の内に食べることをオススメしたい。
豆知識② 葉や枝は残せ
茎や葉が付いた枝豆は、食べるまでそのままにしておくのがおススメ。
茎や葉に残っているショ糖が枝豆に補給されるので、そのままにしておいた方がいいそうだ。
豆だけの状態で売ってあるものを多く見かけるが、茎や葉付きで売ってあるものをみつけたら食べ比べしてみても面白いかもしれない。
豆知識③ 産毛バリア
枝豆のサヤのに生えているあの産毛。
これにはどんな美味しさとの関係があるのだろうか。
糖度が高く美味しい枝豆は、人間だけでなくアリやカメムシといった昆虫からも恰好の的。
そんな虫から自分を守るため、あの産毛が生えているという。
豆知識④ 4粒入りはレア?
枝豆のサヤには、豆が1粒だったり3粒だったりと入っている数が違うが、なぜなのだろうか。
実はこれ、受粉した卵細胞の数で決まるそうだ。
一般的には、3粒のものが多いそうだが、まれに4粒入りのものがある。
この4粒入りのものは、全体の3%~5%とレアな枝豆だそう。
しかし、4粒も入っていると、1粒のものと比べ栄養も1/4となるのかと思いきや、変わりはないという。
つまり、多く入っている枝豆の方がお得で、4粒入りのものに出会えた方はラッキーということだろう。
枝豆のことを知ることも、美味しく食べる秘訣なのだろうと感じた、そんな話題だった。