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平均IQ160~170!エリートが育つ聖徳学園小学校の英才教育とは(パート1)|めざましテレビ
2016/12/01
5月26日の「めざましテレビ」から、エリートが育つ聖徳学園小学校の英才教育についてご紹介。
聖徳学園小学校は、5・6年生の平均IQ(知能指数)が、なんと160~170のエリート小学生が集まる。
※IQは100が平均値で、120以上だと優秀だとされる数値。
そんな小学校の天才が育つ英才教育とは、どんなものなのだろうか。
学校には、Hey! Say! JUMP伊野尾さんが潜入。
早速、校舎内には、大会で表彰された時の賞状などがズラリと並ぶ。
やはり、優秀な生徒が多いということなのだろう。
階段の側面には、”地図記号”や”日本の桁の単位(百、千、万など)”、”元素記号”まで書いてある。
机にかじりついて覚えた記憶があるものばかりだ。
単純に覚えようとするだけでは面白くないが、ここでは階段をのぼりながら自然と覚えられるようになっている。
生徒達の柔軟な発想は、こんなユニークなところから生まれてくるのだろう。
IQを伸ばす授業の秘密 数学
小学生なのに、”算数”ではなく”数学”。
本格的なことを学ばせるために、本来は中学校から学ぶ”数学”という呼び方で考える力を養う授業を行っているそうだ。
この日の授業で扱った問題はこちら。
テーマは”地球を脱出”。
問題:
地球に残されたAとBの2人が、今から”14時間以内”に4台の宇宙船を惑星に移動させなければならない。
宇宙船は、地球と惑星間の片道の移動にかかる時間が、それぞれ1時間、2時間、4時間、8時間。
なお、宇宙船は全て定員2人で、1人でも乗れるが、無人での移動はできない。
伊野尾さんが挑戦したところ16時間かかり、14時間以内の条件が満たせなかった。
しかし、さすがエリート小学生たちは、これを難なく解いてしまう。
答えはこちら。
・Aが1時間、Bが2時間の宇宙船に乗り惑星に行く。
↓(2時間)
・ABが1時間の宇宙船に乗り地球に戻る。
↓(1時間)
・Aが4時間、Bが8時間の宇宙船に乗り惑星に行く。
↓(4時間)
・Aが2時間の宇宙船に乗って地球に戻る。
↓(2時間)
・Aが1時間の宇宙船に乗り換え、惑星に行く。
↓(1時間)
・Bが1時間遅れて、惑星に到着。
↓(1時間)
・ABが1時間の宇宙船に乗り、地球に戻る。
↓(1時間)
・Aが1時間、Bが2時間の宇宙船に乗り、惑星に行く。
↓(2時間)
・ABが惑星に到着。
ポイントは、8時間の移動の時間に並行して、他の宇宙船を移動させるところ。
大人でもかなり考えてしまう問題ではないだろうか。
IQを伸ばす授業の秘密 ゲーム・工作
1・2年生の間だけ学ぶゲーム・工作の授業。
ゲームに勝つための作戦を考えることで、思考力を養う授業。
この日は五目並べをやっていた。
五目並べは、白と黒の碁石を使い、縦横斜めのいずれかに5つの碁石を連続で並べた方が勝ちというもの。
ここでも伊野尾さんはあっさり小学生に負けてしまった。
しかし、なぜこのようなゲーム形式の授業が多いのだろうか。
これからの時代は公式などで溶ける問題はコンピューターがやっていくため、1つの答えだけではないもの、答えが見つからないことを人が担うことを意図し、このようなユニークな授業を行っていると校長先生は語ったそうだ。
エリート小学校は、特に難しいことを授業で行っているというより、自然に、楽しみながら、”ながら”で学ぶというような印象を受けた、そんな話題だった。
聖徳学園小学校には、知能訓練という授業もあるという。
もしよければ、ご一緒にどうぞ。