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子供の時の1日は長く、大人の1日は短く感じる理由とは|この差って何ですか?
2016/09/18
子供のころは1日が長く感じたもので、小学校6年間はものすごく長かったと感じないだろうか。
それが年をとり大人になってからは、1日どころか1年すら短く感じてしまう。
今も3月が終わろうとしているが、ついこの間、年越しをしたばっかりだと感じている大人の方、少なくないのではないだろうか。
では、なぜ子供と大人では時間の感じ方がちがうのだろうか。
そんな、子供と大人で時間の感じ方がちがう理由について、3月20日の「この差ってなんですか?」からご紹介。
同番組で「言われると気になるランキング第1位」に輝いた、かなり気になるそのワケはこちら。
子供と大人で時間の感じ方がちがう理由
それは、多くの出来事を体験したと感じるかどうかで時間の感じ方が異なるそうだ。
つまり、同じ時間を過ごしていても、体験する事柄が多いと感じた人の方が、時間を長く感じるという。
この現象を、充実時程錯覚(じゅうじつじていさっかく)というそう。
充実時程錯覚をスタジオで実験
スタジオでは、バスケットボールをドリブルをする、2つの同じ時間の映像を使って実験。
1つは、バスケットボールを1回だけドリブルする、スローの映像。
もう1つは、バスケットボールを5回以上ドリブルする、早送りの映像。
映像を見た番組出演者たちに、「どちらが長く感じたか?」と聞いてみると、全員が早送りの映像の方が長く感じると回答。
体験した事柄が多かったため、時間を長く感じたということなのだろう。
初体験の事柄は時間を長く感じさせる
初体験の事柄も時間を長く感じるそうだ。
つまり、初体験の事柄は体験する事柄が多いと感じさせるのだろう。
例えば、海外へ移住したとする。
海外では体験したことがない事柄が多い。
そうすると、同じ時間を過ごしたとしても、いつものように生活するのとは違い、海外での生活は時間が長く感じる可能性が高いという。
新しい体験を通して、時間を長く感じ充実した1日を過ごしたいと思わせる話題だった。