本日のよく読まれているページ
スマホ老眼とその対策|予約殺到!スゴ腕の専門外来SP!6
2016/05/20
暇さえあれば一日中スマホを見ているという人、多いのではないだろうか。
私自身もその1人だ。
スマホの使い過ぎで、若年層から中高年まで多くのひとの目に、とある異常が起こっているそうだ。
それは、スマホ老眼。
スマホの普及により、このスマホ老眼が急増しているようだ。
そんなスマホ老眼と改善方法について、1月7日の「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP!6」で紹介していた。
この問題に早期に警鐘を鳴らしたのは、東京都・港区Rサイエンスクリニック広尾の日比野佐和子院長だ。
長時間スマホの画面を見ることで、老眼と同じようにピントが合わなくなるとのこと。
老眼のメカニズムとは
目はモノを見る時に、”水晶体”という透明な組織の厚さを変えてピントの調節を行っているそうだ。
この”水晶体”の厚さを変えるのが”毛様体”という筋肉。
近くを見る時は毛様体が収縮し”水晶体”を厚くし、逆に遠くを見る時は”毛様体”が弛緩し”水晶体”を薄くすることでピント調整を行っているということだ。
「加齢による老眼」は、この水晶体が硬くなり、また毛様体も衰えることでピント調整が上手くできない状態となること。
そして、「スマホ老眼」とは、まだ加齢による老眼ではないにもかかわらず、毛様体が緊張して凝り固まり水晶体の厚さを変えることが上手く出来ない状態となること。
若いのに老眼になってしまったり、加齢による老眼も悪化する恐れがあるという。
スマホ老眼の改善
では、スマホ老眼はどうやって改善すればいいのだろうか。
それは、眼トレ。
番組で眼トレを試してみた方は、自身もそして検査した医師もその効果を認めていた。
それでは、眼トレ方法はこれだ。
眼トレその1 遠近スライドトレーニング
準備として、右手または左手の親指を立てて、目の位置まで上げる。
①腕を曲げ、目に近い位置で親指の爪に焦点をあてる(1秒)
②腕をまっすぐ伸ばして、親指の爪に焦点をあてる(1秒)
③親指の爪の視点を、遠くの対象物に焦点をあてる。(1秒)
ポイントはできるだけ遠くを見ること。
①~③を、繰り返す。
1日30セットが目安。
最初はピントが合わない場合も、繰り返していればあってくるようになるそうだ。
眼トレその2 グーパーまばたき体操
①まっすぐ前を向き、パッと目を見開いて2秒キープ
手も一緒に”パー”にすると意識しやすいようだ。
②目に力を入れたまま、ぎゅっと目を閉じて2秒キープ
手も一緒に”グー”にすると意識しやすいようだ。
①~②を、10回繰り返す。
実施してみると、目の周りの血行ががよくなった感じがすると思う。
いずれも、無理をせず、合わない場合は実施しないようにしてください。
目の疲れを最近感じるが、現代の生活には、スマホはなくてはならないものとなっていて、使わないという方法はさすがに難しいと思う。
そのため、改善する方法として、あまりスマホを使い過ぎないようにしたり、この眼トレ、試してみようと思います。